『自分自身を知って、支援に活かそう』(竜雲あけぼの学園)
竜雲あけぼの学園では、毎年7月と3月の年に2回、虐待防止研修を行っています。
毎回違う支援員が企画することで、自ら虐待防止について、考える機会にもなっています。
今回のテーマは、「自分自身を知って、支援に活かそう」です。
専門的には「自己覚知」という言葉を使います。

真剣に取り組む様子が、伝わってきます。

エゴグラムという心理診断を用いて、自分自身の思考や性格の傾向を調べます。
50問ある質問を、直観で回答してきます。

結果を点数化し、折れ線グラフにして、回答シートより自分の傾向を調べます。
例えば「N型エゴグラム」であれば、【人に優しく、自分を犠牲にして人に尽くす】性格の傾向であることが、読み取れます。

それぞれ、自分のグラフを回答シートと照らし合わせます。
少し照れくさいですね。
自分の性格や振る舞いは、なかなか客観的にみることが難しいですが、エゴグラム等で自分自身の傾向を知ることで、困難な場面にどういった行動や考えになりそうかが、予想できます。
予想できれば、対応策も考えられる!!
一人ひとり、自分自身を見つめる時間。
たまにはいいものです。
施設長代理 大本